今回は声優養成所の一年目で行われるレッスンの内容についてです。
声優というイメージからアフレコや声での芝居をするんだろーな-と思っている方が多いと思います。
実際、アフレコをすることはほぼありません。
では何をするのか。
発声ができなければ何も始まらない
そういうことです。
発声練習です。
基本的な発声ができるように訓練します。
発声練習の内容は
・呼吸法(腹式呼吸)、息の扱い方の訓練
・腹式呼吸を使った発声の訓練
・滑舌の訓練
・正しいアクセントを使えるようにする訓練
・有声音・無声音の使い分け
・鼻濁音の正しい発声の訓練
…ect
いわゆる基礎練習となります。
声優を目指す方はアニメで見ているような芝居やアフレコをしたい!と思ってこの世界に飛び込むわけですから、最初は面を喰らいますよね。
なんか地味じゃね?思ってたのと違う。
こういう風に思いますよね。
実際にこの段階で辞めていく人も多くいます。
しかしこの記事で書いたように
基礎ほど大事なものはありません!
スポーツでも音楽でも勉強でも、どの世界でも同じだと思うのですが、基礎がしっかりしているからこそ応用ができるものだと思います。
華やかに見える現在活躍している人達もとてつもない量の地道な基礎訓練をこなしています。
そして恐ろしいことに
基礎はやらなければ日々劣化していきます。
当たり前なことではありますが、意外と忘れてしまっていることです。
上達するためにも維持するためにも毎日やらなければならないものが基礎練習です。
最初教わる基礎が重要になる
口うるさく基礎が大事だと言ってきたので基礎の重要性については理解していただけたかと思います。
そして最初に教わるのは基礎。
ここが後々のあなたにかなりの影響を及ぼすことになります。
この最初の段階をどれだけ真剣にやれるかどうかで未来が変わると言っても過言ではないと思います。
これからずっと付いて回る基礎練習をどれだけ真剣に取り組み、モノにできるか。
ここで手を抜いているようじゃプロにはなれないでしょう。
養成所に通い始めた時からサバイバルはスタートしています。
想像と違ったからと言ってやりたいこと(アフレコ)ができるようになるまで適当にやる、みたいな考えでは生き抜くことはできません。
そもそも、そのやりたいこと(アフレコ)にも基礎が関わってくることですからね。
想像と違っても面を喰らわずにしっかりと取り組むこと
プロサッカー選手だって初めからあんなプレーができたわけではありません。
全ての人が通る道です。
その先にあなたのやりたいことが待っています。
しっかりと基礎練習に取り組みましょう!!
続きはpart2で!